大丹波狩猟塾 勢子長のある一日 2日目

2021年1月8日金曜日

巻き狩り

t f B! P L

令和3年1月4日、新年早々に場所は奥多摩。

今日は勢子3名、タツ9名での巻き狩り。ある奥多摩と山梨の境の高い山の麓を囲むことにした。
ターゲットの地形は手の甲を広げた感じの山の出っ張りで、小指の部分にあたる出っ張りの両サイドに沢がある。
人数が少ない為、ここにタツを全員配置することにした。

9人それぞれがタツに向かう途中、長岡さん、山田さんが沢沿で猪が餌を食べているところに出っくわした!

2人は銃に弾を入れ、ドカン❗️
同時に撃って見事命中!
17〜8貫目の猪をゲット!

まだ犬を放す前に「今日はボウズではないよ!」と無線を入れた。
そして、それぞれタツに着いた。

勢子3人は、途中で山に登ると高い所に獲物が逃げてしまうので2時間もの時間をかけて、手の甲を広げた手首の方に登り上げ、尾根なりに下りて行った。

タツマは寒くてブルブルだが、勢子は暑くて大汗💦
皆んなの上に着き、塾長のジャムとりきのラルを放犬🐕

すぐに2頭が大鳴き!
一番奥の沢に居た!

千葉県成田市から、はるばる猟に来た杉山さんがライフルの音を響かせた!
獲物は行ってしまった様だ。
ジャムは奥向き、ラルは山梨方面にタツの居ない所でガンガン鳴いている。

獲物が戻って来ないかなぁ〜

と思っていると、しばらくすると戻ってきた(*^_^*)

山梨方面に追って行ったラルも戻って来てはいるがまだ遠い。
りきが急な尾根を登りラルを迎えに向かう。
河辺は尾根を下り、成犬のバースを放す。
すぐに鳴きが入り、塾長の方へ向き、ドン! ドン! ドン! と3発鳴った!
「鹿🦌が半矢だ!」と塾長。

さらにバースがどんどん沢の方に鳴き下ろしてライフルが2発。
「仕留めたよ!」と杉山さんの無線。
銃の音が戦争の様に鳴り響き、今のところ猪1頭と鹿1頭😄

りきがラルを連れて戻って来たが、まだ遠い。
皆んなが居る先端に犬を放したいが、りきは遠い。
バースとジャムは下の方の鹿の所に居るが、下りられない雑木で崖だらけ、山田さんに犬を連れて少し上に登って放してもらう様に頼んだ。

上にいる犬は仔犬のドルだけだった。
宮脇さんに犬持って来ているの?と聞いたら「いるよ!」との返事。
宮脇さんに先端に犬を入れてもらう様に頼んだ。

少し下がったら、仔犬のドルが匂いを嗅いでどんどん離れて行った。すると鳴きが入り、宮脇さんが居たタツマの方に下った!
「宮脇さん行ったよ!」と無線入れたが先程、先端部に犬を入れてもらう様に頼んだので、そのタツは留守だった(泣)

獲物は向こうの山に追って行ってしまった。。。
すぐに帰ってくるだろうとそのままにしていると、同じ場所で鳴いている。
塾長から「よく鳴いているよ!」と無線が入ったが、「どうせガンクラに引っかかっているだろうと思いますよ。」と無線入れた。
宮脇さんも、りきも下へ下りてしまった。。。

しばらくすると塾長から、タツ解除の無線が入った。
塾長が猪を引き出す為に集合の無線入れて何人かが向かった。
仔犬はその上でまだ鳴いている。。。「石川さんが猪を止めているのか?」と言うので、私は「ガンクラに引っかかっているのだろう。」と言いいつつ。(杉山だけど引っかかっているだろうか?)とも思う。
私はその山に登り始めたが、かなりの急斜面でゆっくり上がるがキツい!
ようやく登り切りドルを呼んだ。
黒い物が沢の方に行った。。。よく見ると犬ではない!

猪だ!

犬は10メートル程上に居た。。。

無線で猪だー」🐗❗️ 

「皆んなが居るすぐ上の沢だー!」と連絡。

塾長があっという間に走って行き、沢入り口に向かい。

ドン! ドン! ドン! 

長岡さんも

ドン! 

仕留めた❗️と無線が入る。

ドルは鳴いて猪まで行って、ガブリ!

「犬が来たよ!」と無線が入った。 

塾長が全員引き出しに来る様に無線で指示。

今年も良い年になりそうです。

これが、大丹波狩猟塾の日常。

o゚o。o゚o。o゚o。o゚o。o゚o゚o。o゚o。o゚o ゚o。o゚o。
狩猟メンバー大募集!
一緒に巻き狩りを楽しみませんか?
まずはメールかコメントでアクセス願います。
体験参加者も大歓迎!
ootabajuku@gmail.com
o゚o。o゚o。o゚o。o゚o。o゚o゚o。o゚o。o゚o ゚o。o゚o。


大猟




でかい

このブログを検索

ブログ アーカイブ

自己紹介

自分の写真
大丹波狩猟塾とは、約40名程で構成されている狩猟グループです。 奥多摩と青梅の山を拠点とした猪や鹿を狩る事を目的とした大物狩猟グループです。 活動は狩猟期のみで例年60頭は捕獲しています。 60頭?と言ってピンとこない人は狩猟する日は、ほぼ捕獲していると思って下さい。 猟犬はプロットハウンドという日本では珍しい犬を使用していますが、とても優秀な犬で1日中獲物を追いかけてもバテません。 猟の一日は朝暗いうちから山に入り、メンバー全員が猪の足跡を探す事から始まります。 獲物の気配があれば、無線連絡してそれぞれが獣道に配置に着きます。 勢子が発見した足跡の場所から放犬すると、猪の歩いたその通りに臭いを辿って寝屋まで行き猪を起こします。 ビックリした猪が獣道を使って逃げるところを待ち伏せたハンターが撃つ! と口で言うと簡単ですが、非常に奥が深い狩猟なんですよ~。 ですが大丈夫です!べテランの先輩が多く、狩猟の免許を持っていて狩猟をやったことがない人はもちろんのこと、持って無くても山に入り、犬を連れて猪を追い立て役の勢子と一緒に歩く人もいて楽しいグループです。 女性も参加されており、地域イベントにも参加できて貴重な体験ができますよ。 興味がある方は歓迎しますので是非、ご参加して下さい。

ラベル

QooQ